レセプトが出来るまで、点検から電送までの流れ。

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今日からレセプト期間が始まります。

なるべくNO残業で頑張りたいですが、月初めは患者さんも多くて天手古舞です。

医療事務のメイン業務のレセプト作業、どんな風に作っていくのでしょうか。

医療事務員になるまでレセプトがどんな流れで作られるのか知りませんでした。(当然ですが・・・)医療事務講座では算定の仕方や手書きのレセプトを習いますが、業務では全然違います。勉強が無駄というわけではないですよ、誤解のないように。

私の勤務先は電子カルテ+紙カルテ&電送で送っています。

地域によっては手書きの総括用紙を医師会にも提出しているようです。

未経験の方にとっては未知の世界、医療機関で多少の違いはありますが参考になれば幸いです。

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レクタングル大

レセプトが出来るまで~前準備

私の勤務先は電子カルテで運用してます。点検もシステムの設定でパソコン内で行えるのでしょうが、全部紙に出力して点検しています。

なので月末の外来が終了した後でその月の患者さんのレセプトをすべて印刷します。

枚数は伏せますが、時間にして1時間弱かかります。

レセプト点検

スタッフ全員で手分けして一枚一枚点検をしていきます。

通常の診療を行いながらの作業になるのと一番外来の患者さんが多い月初めなので忙しい中で合間を縫ってみていきます。

慣れないうちはどこから見たらいいかわからないですが、一つの診療科なら数をこなしていくうちに算定パターンがあることに気づき覚えていくので楽になります。

点検の順序を自分なりのルールを作って点検しています。

注意点としては大まかには以下の通りです。

  1. 初診・・・診療開始日が当月より前の開始日になっていないか
  2. 実日数と初診再診料の回数があっているか
  3. 薬、処置、検査と病名があっているか
  4. 特、悪などの算定漏れはないか、特処、特処長の確認等

処方される薬も多くはないので資料を作って覚えていきました。

参考記事→資料作成術

自分の分の点検が終わったら、他の人が点検したレセプトをもう一度点検して漏れがないかチェックしていきます。

修正、ドクターへの確認

点検作業が終わったら、算定漏れや同時算定できないものの削除など事務員で修正出来るところを直していきます。

病名もれなどは事務員が勝手に病名をつけることは許されていないので、ドクターに確認をしないといけません。

その他に症状詳記などが必要な場合もドクターに記入してもらわなくてはなりません。

点検した後のレセをドクターに見てもらって次の作業に移ります。

総括~提出

点検、修正などが終わると提出まであと少しです。

文字にするとさらっと出来そうな感じですが、ここまでで約6日くらいはかかっています。

日祝日が挟まるともっとハードスケジュールになります。

紙提出の場合は提出先別に仕分けをしてルールに従って順番に綴る作業があります。

これを「総括」といいます。このルールが細かくて、保険番号別、市町村別など色々なルールが存在するそうです。

私はオンラインでの送付しか経験がなく、並べ方は教わったのですがあまりにも細かくて覚えきれないほどのルールが存在しますので今も勉強中です。

よく採用試験で「レセプトが出来ますか?」と聞かれるのは総括までできるか?という意味だという事です。

返戻・査定

こうして提出されたレセプトは提出先において審査が行われて問題がなければ支払いが行われますが、レセプトに不備があると返戻(へんれい)や査定・減点で差し戻されます。

返戻されたレセは再び点検、修正をして再度提出となりますが、診療報酬の支払いが遅れるため経営の資金に大きな影響を与えないとも限らないので返戻のないレセプト作成を目指したいですね。