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医療事務試験の電卓の選び方

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医療事務の勉強を始める際に必要なものの一つに「電卓」があります。

どんなものを選べばいいか、どんな機能が活用できるかをまとめてみました。

どんな機能が必要なの?

医療事務専用の電卓が売られてたりするので特別な機能が必要なの?と思われますが、四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)とメモリー機能があれば十分だと思います。

私も普通の文房具店で購入した千円くらいのものを試験用に購入して、今もそれをつかっています。

同僚が医療事務の電卓を持っていたので使わせてもらいましたが、特に普通の電卓と変わらなかったです。薬価の計算がボタン一つでワンタッチで点数に換算されるとかで試験の時は時間短縮に役立ったようですが、実務ではレセコンが計算してくれるので普通の電卓としてしか使用してないようでした。

試験の時に計算に自信のない人は購入しても損はないと思いますが、電卓としては関数計算機張りに高額ですね。

使いやすい電卓チェックポイント

電卓なんてどれも一緒!と思われがち。計算機能しかつかわないしマニュアルも読む必要がないから値段やデザインで決めてしまいがちですが、せっかくなので使いやすいものを選びましょう。

個々で使いやすさは変わってきますが、私が電卓を選んだ時のポイントをまとめてみました。

全体の大きさとキーの大きさ

試験の時に使えるスペースは限られています。あまり大きいものは邪魔になるし、キーの大きさも全体の大きさと比例してくるので15cm×10cmくらいのものがちょうどいいですね。

画面の数字の大きさも重要です。小さくて見にくいのも40代以降はきつい・・・老眼が入って・・・

キーの配置

これは重要ですよ!

キーの配置は電卓の使いやすさを左右する大きな要素です!

たとえば「00」があるのとないのとでは、計算の速さが違います。

安い電卓などは「00」がないものもあるので、出来ればあるものを選びたい。

ただ、医療事務の試験ではあまり使う場面がないかもしれません。

レセプトの合計を出す時に出てくるかもしれない・・・というくらいの使用頻度。

しかし実務では会計業務の時にお金の計算をするときに結構使っていますので、ないよりはあったほうがいいと思います。

そして「00」の配置、気にならない人もいると思うので書くか迷ったのですが、

数字がきれいな□(四角)状態で並んでいないと使いにくいんです。

↑のように「0」がずれて配置されているものが使いにくいと感じるのは私だけでしょうか・・・。

覚えておきたい電卓の機能

電卓の機能ってあまり気にしたことがない人が多いと思いますが、ついこの前リーダーさんが電卓を使っているのを見て「あまり使いこなせてないな・・・」ともったいない思いがしました。

例えばその電卓には「00」がついているにもかかわらず「0」を連打していたり、うっかり1桁だけ打ち間違えた時もすぐ「AC」を押して最初からやり直し。

掛け算をしてその合計を紙に書いてまた足し算をしている等々・・・

ちょっとしたことで時間を短縮できる機能が普通の電卓にもありますのでご紹介します。

※ほんとーに初心者向けですので、そんなのわかってるという方はここで画面を閉じることをおすすめしますm(__)m

興味のある方だけお読みください。

クリア機能

電卓には必ず「C」と「AC」(メーカーによってはCEとCの場合もある)があり、どちらもクリア機能なのですが若干の違いがあります。

C(クリア)又はCE 直前に入力した数字を消去する機能。

打ち間違えたらすべて消去しなくても、間違えた所からやり直せる。

AC(オールクリア)

又はC

今まで入力したものを消去する。

最初からやり直しするときに使う。

MC(メモリクリア)

又はCA

メモリ機能のみ消去することができる。

その時の状況によって使い分けると、試験の時の時間短縮になりますね。

メモリ機能

複数の計算の答えを記憶させて合計を出す機能です。

複数の点数計算の合計を出したいときに使うと便利ですね。

M+ 計算をした結果をメモリーに足し算していく機能。
M- 計算をした結果をメモリーから引き算する機能。
MR メモリーから計算した数値を呼び出す機能。
MC メモリーを消去する

こんなレセがあったとして、計算をしてみましょう。

*熱傷処置(Ⅰ)

(初回処置日:2月14日)            134×4

*ヒビテン液 5%20ml、

リンデロンVG軟膏0.12%2g               10×3

*ヒビテン液 5%10ml                  2×1

134×4+10×3+2×1になりますが、このままでは電卓で入力できないですよね。

これをメモリ機能を使って計算すると

入力方法は134×4「M+」10×3「M+」2「M+」となります。

足し算をM+のキーに置き換えて計算します。

計算した後に答えを出す時は「MR」で呼び出します。

レセプトの計算ではM-のキーは使用しないと思いますので割愛します。

数字の並びを覚えておこう

機能とは違いますが、数字の配置も覚えておくと入力が早く出来るようになります。

電話機の並びとは逆なので覚えておくと役に立つかも・・・

まとめ

電卓の機能の使い方で試験の時間短縮になるので、使いやすいものを選んで是非活用してください。

 

ABOUT ME
ななほし
40代で未経験ながら医療事務資格取得&就職を目指して、めでたく合格。 現在は医療事務員として働いています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ななほし( @studymedical220)でした。

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