平成30年4月は診療報酬が改定になります。
私が勤務するクリニックでも改定について勉強会や説明会などでざわついている状況で落ち着かないですね。
入職後、初めての改定なのでちょっと不安もあります。
これから医療事務の勉強を始める方や試験を控えている方は、
改定後の試験について非常に気になるところですね。
改定後の試験はどうなる?
毎月実施されているメディカルクラークや隔月実施の医療事務管理士などは
いつから改定後の新点数で実施するのか確認が必要です。
改定後、すぐに新点数での試験になることはなく大体6月くらいから対応していくことが多いようです。
診療報酬請求事務能力認定試験については年2回の実施ですが1回目の7月から新点数対応の試験になると思われます。
医療事務講座・テキストの変更は?
医療事務講座を検討されている方はテキストがいつから変更になるのか、
講座受講中に変更になった場合の対応はどうなるのかなど、受講を検討する時期によっては
事前に確認が必要です。
受講中、改定になった場合はほとんどが新しいテキストをもらえたり、改定箇所変更の差し替えの用紙が送られてきたりと講座によってさまざまです。
ニチイでは5月生から新テキストの配布になるようです。平成28年度改定時情報
ニチイ学館では改定後のテキストが3月に開始された受講生でも無料で配布があるようです。
参考→ニチイまなびネット
※2018年6月現在、新点数に対応したテキストに変更されているようです。
改定前の点数で試験をうけるか、新点数でうけるかで学習スケジュールが大きく変わるので
改定前後に講座を検討される方は申し込みの前に十分な計画を立てていきましょう。
独学の場合は?
書店で書籍を購入する場合、その本が年度版であるかどうか大事なチェックポイントです。
毎年大体同じ時期に発行されることが多いので、買い替える場合は奥付をチェックして発売日を調べておきましょう。
これから購入する場合も改定後の試験を受ける予定の人は、必ず新点数に対応しているかの確認が必要です。
医学通信社の「診療点数早見表」は毎年4月下旬に発売ですが、改定に準拠した点数表が販売されています。
まとめ
改定前後のチェックポイントとしては
- 資格試験の新点数対応はいつからなのか
- 医療事務講座を受講する場合の授業内容やテキスト等はいつから改定後の点数に対応するのか、申し込み前に確認しておく。改定時期に受講中の場合は改定後のテキストは配布があるか、再度購入か?
- 書籍(特に点数表)はいつ発売予定か、前回の物でも対応できるか。
以上の点をふまえて学習スケジュールを立てていくようにしましょう。
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