事務と名のつく職業なので、パソコンがバリバリ出来ないといけないのでは…と思われがち。
パソコン初心者の人にとっては不安要素の一つではないでしょうか。
医療事務員に求められるパソコンスキルは高くはありません。
パソコン初心者でも文字入力や基本的な操作が出来れば医療事務の仕事をする事は可能です。
この記事では
☆どんな場面でパソコンを使うのか
☆パソコン初心者はどこまで覚えたらいい?
☆エクセルワードを使えた方がいい理由
以上の事を解説していきます。
どんな場面でパソコンを使うのか?
医療事務員がパソコンを使う場面は以外と多いです。
・電子カルテ
・レセコン
・レセプトを伝送
・掲示物を作成
・データ管理
おおまかに分けると以上の5つです。
『えっ5つもあるの?』と思われた方もいるかもしれませんが、一つ一つの作業は文字入力や基本操作を理解していればできることばかりです。
電子カルテ・レセコン
医療事務でパソコンを使う事が多いのが、電子カルテ、レセコン(レセプトコンピュータ)を使う時になります。
難しそうですが、実際は文字や数字を入力するだけなので、使い方を覚えるだけで大丈夫。
病院でメーカーや機種が変わると、使い方も全然違ってきます。
しかし入力程度のスキルがあれば、入職してからでも覚えることが出来ます。
紙カルテの病院もまだ健在ですが、カルテは紙でもレセプトはパソコンでという所が多いので、入力程度のスキルは必要です。
レセプトを伝送
レセプトを提出も、現在ではネットを通じてパソコンでデータを送るのが一般的です。
医療事務にとっては1月に1回の重要な仕事になりますが、高いパソコンスキルは必要ありません。
掲示物を作成
院内にある掲示物をパソコンで作成します。
休診日や医師変更のお知らせなど、患者さんに向けての案内を作成するのは医療事務員のお仕事になります。
データ管理
月の患者数や名簿などを作成することがあります。
主にExcelを使います。文字入力と四則演算の設定方法などを覚えておきましょう。
パソコン初心者はどこまで覚えたらいい?
ブラインドタッチでなくても、キーボードを見ながら両手で入力出来るレベルにしておいた方が安心です。
早く入力できなくても、キーボードの位置は覚えておきたいですね。
一本指で一文字ずつの入力は論外ですよ!
毎日少しずつでも入力を練習したら必ず出来るようになります。
「習うより慣れよ」です!
医療事務コンピューター講座などもありますので、パソコンに不安のある人は検討してみるのもいいでしょう。
自治体主催の市民講座などのパソコン講座でも基礎は十分に学べます。
入職後に現場でパソコンを一から教える余裕はないので、キーボードを見ながらでも入力できるように練習しておきましょう。
パソコン 、入力で検索するとタイピング練習が出来るサイトが色々出てきますが
オススメはこちらです。
エクセルとワードが使えたほうがいい理由
求人情報でもエクセルワードの使用経験が条件になっていることがあります。
入力程度は出来るようにふるいをかけた意味でのことです。
エクセルワードを使えなくても、医療事務の業務は行えます。
しかし、使えたほうが便利なことが多いです。
・病院内の掲示物作成
・郵送時の送付状作成
・封筒のあて名書き(紹介状など)
手書きでも出来ない事はないですが、習得しておくと重宝されます。
出来ると面接のときのアピールポイントにもなるでしょう。