「医療事務は資格なしで誰でもできる仕事」
一般的にはそう言われていますが、向き不向きはあると思います。
未経験から医療事務を目指す方にとっては適性があるかどうかは気になるところですよね。
同僚とも話題に上ることがありますが、どんな人が求められているのかまとめてみました。
どんな人が向いている?
- 明るい人、コミュニケーションが取れる人
- 柔軟に対応できる人
- 根気よく努力して業務に取り組める人
- 好奇心旺盛で学ぶことが好きな人
- 経験豊富
- 礼儀正しい人
- 医療事務員として使命感を持って仕事が出来る人
当てはまる項目があったでしょうか。
あまり自信がなくても、日々の努力で改善できることが多いので心にとめておいてほしいですね。
上記の項目でいえることは、経験重視とはいっても人柄で採用されることも多いという事です。医療機関の窓口では患者さんに対して明るく、笑顔で対応できる人が求められますし、仕事を円滑に進めるためにも他の医療スタッフとのコミュニケーションが上手に取れる人を採用したいと考えます。
向いてない人
医療事務の仕事は「チーム」でする仕事です。
自分勝手な人や相手の心の痛みがわからない人、自分の感情をコントロールできない人などは向いていないでしょう。
直接の医療行為は行わないけれども、「このくらいいいだろう」という考えでの勝手な行動や判断は時に患者さん、他のスタッフなど大変な迷惑をかけることもあります。
時には取り返しのつかない事態になることもあるので、わからないことがあってもそのままにせず必ず周りに確認できる人がいいですね。
自分は医療現場で働いているという使命感を持って業務に臨んでいます。。
医療事務をめざすにあたって
これから目指す人にとっては、不安や疑問も多くあると思います。
私も就職前に疑問に思っていた事で入ってから解決したことを答えていきたいと思います。
医学に知識がなくても医療事務をめざせる?
医学知識がなくて医療事務になる人がほとんどではないでしょうか。
カルテを読んで診療報酬を算定するという医療事務の職務内容からして最低限の知識は必要になってきますが、診療科によって覚えることは違うので、入職してから覚えていけばいいでしょう。
基本的なことはスクールや通信講座で勉強しておけば、入職してからの勉強もスムーズですので是非資格を取ることをお勧めします。
計算は苦手・・・医療事務に向いてない?
医療事務は診療報酬請求書を作るのが中心業務なので、複雑な計算作業があるのでは・・・と思われますが、今ではほとんどの病院・クリニックがレセコンを導入しているので計算が苦手でも大丈夫です。
医療事務の仕事は計算だけではなく、受付対応やカルテ管理、クラーク業務など多岐にわたります。特にクリニックでの仕事内容は多く、オールマイティを求められます。
自分の得意分野を見つけてその分野のエキスパートになり、必要とされる人材目指すのもいいかもしれません。
学歴は関係ある?
大病院で正社員で働きたい人にとっては、大卒か高卒かで給与の違いが出てくるでしょう。その辺の影響は一般企業と同じです。正社員の中途採用も大卒、専門学校卒のみというものも見かけますね。
パートの求人では高卒以上、規定なしなどがほとんどです。
一方で診療所の求人は学歴は気にする必要はないと思います。
実際クリニックで働いていますが、学歴を気にする場面は全くありません。
まとめ
未経験からめざす人にとっては不安や悩みなどが足かせになって一歩を踏み出せないことが多いものです。
私も経験ありますからよくわかります。
一番大切なことは医療事務につきたいという熱意と強い意志があるか、です。
行動できるか出来ないかで大きく変わってくるはずです。